不貞慰謝料(3)
配偶者が別の異性と不貞関係にあると思っても,証拠がないと慰謝料の請求はできません。
この証拠の程度については,かなり厳格に解されます。
たとえば,LINEなどメッセージアプリで好意を表すやり取りやデートの約束などがあっただけでは,不貞は認められないことが多いです。より直接的に肉体関係を表すメッセージのやり取りが必要になります。
その他には探偵の調査報告書やホテルへの宿泊履歴,旅行履歴なども証拠になりえますが,その精度はまちまちですので,内容次第では全く証拠にならないこともありえます。
不貞関係が疑われる場合には,一応の証拠を持参して,不貞関係に詳しい弁護士に相談したほうがいいと思います。
菊川は不貞関係の相談については初回相談無料でお受けしておりますので,ご参考にされて下さい。